少し気にしてはいるものの、犬とのすれ違いの際も、リードをひっぱることなく歩くことができ、インターホンや掃除機にも吠えることが格段と少なくなりました。また、こたろうは、体格の割に体重が少なく、触ると骨格がわかるほど痩せていました。便の回数も多く軟便で食糞もあり、動物病院に相談しても変化はみられませんでした。横地先生に相談したところ、こたろうは様々なことに気をはっていて常に精神的に緊迫しているとのこと。それまではゲージで生活していましたが、クレートにしてあげたほうがよいというアドバイスでした。その日から早速クレートに変更しました。ゲージでの生活のときは、少しの物音や、飼い主の動作一つ一つに反応し、ゲージ内をウロウロしていましたが、クレートにしてからは、落ち着いて、伏せをしていることがおおく、夜もよく寝ているようでした。そして、数日後には、今までフードをかえてもサプリを与えても変わらなかった便が硬くなり、食糞が少なくなり、見た目もすこしふっくらとしてきました。体重も増え、今までいかにこたろうがエネルギーを消費していたのかがわかりました。
しつけだけでなく、家庭訪問で、普段の様子から見ていただくことで、こたろうの精神面からアプローチすることができ、本当に有意義な2時間半でした。
こたろうがきて、約1年、たくさんのしつけを試してきましたが、こんなに変化がでたことはありません。
犬と飼い主、相互で住みやすくなるようにご指導していただいたことを継続していきたいとおもいます。
こたろうの表情もどこか柔らかくなりました。